研修スタイル
参加者全員がチームに分かれ、1社5,6名程度でパソコン上で会社を経営します。
4~8社でゲームを行いますが、5社(5社x5名=25名)が教育効果として良いと考えます。
※Web仕様の為、集合研修だけではなく分散型研修にも対応可能ですが、集合型の研修のほうが寄り効果的です。
◇PCのWEB画面を使いながら、各チーム合議し、意思決定を行います◇
決定入力画面
B/S P/L画面
分析用グラフ画面
グループ体制 《例:下記体制が理想的です》
社長(1名) | … | 会計(経理) |
… | 営業・販売計画(営業・調査) | |
… | 資材調達(資材・管理) | |
… | 設計・製造管理(設計・製造・開発) |
経営戦略、財務戦略の最終意思決定は社長以下全員で行い、20分に1期(3ヶ月)進んでゆくという形になり、各チームとも非常に忙しく、追い込まれた状況で意思決定を繰り返します。
研修の最後に、各チームが実績をまとめる「株主総会」を行い、ポイントとなる講評は当社のMBAコンサルタントが行います。
スケジュール
複数日を利用する研修(1泊2日、4週間・週3時間など)や1日での研修など多様な方法で対応可能です。
また、マーケティングや戦略、財務の基礎教育を併せた3日コース(1.5日基礎教育、1.5日ビジネスゲームでの実践)での実施も可能です。
標準例
2日を使って行います。
(企業研修で使用される場合、ゲームの前にMBAの基本的な教育も合わせるとより効果的です)
1日目 | ・研修オリエンテーション ・ビジネスゲーム開始 経営方針、経営計画策定 テストラン 本番開始 1期~12期 (途中、戦略会議含む) |
2日目 | ・ビジネスゲーム続き 13期~20期 (途中、戦略会議含む) ・取締役会・・・・・・・・・・・1時間(各チームでの株主総会資料作成です) ・株主総会と講評・・・・・2時間 |
ゲームの流れ
MBAビジネスゲームとは、ゲーム参加者各人(各チーム)が会社経営者として企業運営をし、他社との競争環境下、如何にして自社の株主価値(企業価値)を高めて行くかを競う経営シミュレーションゲームです。
各社が生産する製品を、1つの市場で販売して行きながら、シェアや利益だけでなく、株主価値(時価総額)を競い合います
スタート時点では各社の条件は異なっています
通常の経営者は0から企業を作るよりも前任者の経営を引き継ぐことがほとんどですので、より実態に合っているといえます。
経営上のポイント
- どのくらいの生産設備、稼働率で製品を生産していくか
- どのくらいの販売価格、販売個数を市場に提示するか
- どのくらいの営業マンを動員し、宣伝広告をするか
- どのような財務戦略をとるか
以上のことを考えながら、毎期毎期(3ヶ月が1期の単位)意思決定を行い、自社の株主価値(時価総額)を如何にして高めて行くかを競い合います。
ゲーム中のパソコン画面操作の流れ
他社の戦略を推測するため→
各社のサマリーデータ(有価証券報告書に記載されている程度の情報)のダウンロード・その結果をEXCEL形式で参照が可能。
自社のデータ→
より細かいもののダウンロード可能。
同じ設備、同じ利益を上げている会社同士でも、株価は異なります。バランスシートの右側(負債・資本)の最適なバランスを考えながら、左側(資産)を効率良く回して行くことにより株価(時価総額)が上がり、企業価値(株主価値)は向上します。
MBAビジネスゲームは総合的に経営を考えるビジネスゲームであり、今までのように単に利益やシェアと言った既存の経営指標だけでなく、”株価”・”企業価値”を意識したビジネスゲームになっています。